❖ あなたの年金を計算したことはありますか
50代に差し掛かると、そろそろ第二の人生を考えますよね。
そう、日本は65歳が定年なのです。
最後まで勤め上げ、サラリーマンを卒業し、夢の年金生活。
子供も独立し、孫の顔が見られることを夢見つつ、
現役のころは忙しくて何もしてあげられなかった妻との
悠々自適な生活。
豪華客船で行く世界一周旅行、日本の温泉巡りなどなど。
でもちょっと待ってください。
引退したら、いまの給料は止まってしまいます。
50代はもっとも給料の高い年代、これがゼロになるのです。
引退後の年金収入を、計算したことはありますか?
おそらく、びっくりすることでしょう。。
❖ 想像よりはるかに少ない年金に愕然!
50代になったら、一度自分が受け取れる年金額を計算してみましょう。
こちらで簡単に計算できます。
海外旅行はおろか、国内温泉旅行すらも不安になる金額です。
しかも、これは現時点での見積もりであり、これからはどんどん減額されることが分かっています。
そしてさらに、受給年齢が65歳からさらに引き上げられるとの話も。
みなさんのご両親の時代は、職業によりますが今よりもはるかに多くの年金収入があったことでしょう。
少子高齢化の加速に伴って、今の中高年の老後生活がかなり圧迫されることは既に明白なのです。
とはいえ、いつまでも働き続けることは体力的にも出来ません。
❖ 唯一の対策は今からしっかり準備しておくこと
そう、来るべき引退生活に備えて、50代のうちから準備すること。
これこそが唯一の防衛策なのです。
何をするかにもよりますが、理想的には、働かなくても得られる収入源を確保することでしょう。
俗にいう不労所得がもっとも理想的です。
たとえば、家賃収入を目的とした不動産投資や配当金狙いの株式投資などは代表的な方法でしょう。
しかし、これらの難点は、本気で年金なみの収入を得ようとすると、
- かなりの初期投資を伴う
- 初期投資が回収できる保証はない
- 物件選び(不動産物件、投資対象企業)の選定は困難
素人にはかなり敷居が高い分野です。
しかも、将来への蓄えが減ってしまうリスクもあるのです。
最近では多くの人がこういう方法を対策として講じる人が増えています。
低リスク・小資本で出来る代表例と言っても良いでしょう。
しかし、何をするにも、おそらく出来るのは体力的・気力的にも50代のうちだと思われます。
個人差がありますので、60歳を超えてもまだまだいける、という方ももちろんいらっしゃいます。
しかし、60代になると健康面の不安や体力の衰えが著しくなりますので、出来れば50代に頑張ったほうがよさそうです。
ということは、60歳マイナスあなたの今の年齢が、将来の準備に使える時間と言うことになります。
55歳であれば、あと5年程度でしょうか。
のんびり構えている余裕はありませんね。
❖ 世の中は行動したもの勝ちの法則
「いつやるか? 今でしょ」
2013年の新語・流行語大賞を獲得した、東進ハイスクール等の有名講師の林修先生の名文句ですね。
この言葉、実はとても奥が深いのです。
つまり、世の中の成功者に共通した考え方なんです。
成功者は、適切に判断したと信じたら行動に移すことに躊躇しません。
「明日にしよう」と考えるタイプの人は成功者には向かないそうです。
将来の生活を守るために何も大成功する必要はありませんが、
新しいことにチャレンジして、それを自分のものにするためには
「今すぐやる」というマインドが重要なのです。
せっかく手段を知ることができても「明日にしよう」という人は
いつも「明日」「明日」と言って結局何もできずに終わります。
「今日は仕事が忙しいから明日にしよう」
「今日は体調が悪いので一晩休んでから」
「今日は家族サービスの日だから無理」
できない言い訳を生み出す天才は成功者には向きません。
石橋は1回叩いても良いと思いますが、3回も4回も叩いていると
いずれ壊れてしまいます。
チャンスは目の前を通り過ぎるだけなので、一度逃すと二度と来てはくれません。
そういうものなのです。
そうしている間に還暦が訪れ、体力も気力も失います。
チャレンジしない日々を過ごすうちに知力も低下します。
脳の切れ味がなくなるのです。
そうなったら、もはや新しい事を考えることはできなくなります。
そうなる前に、1日も早く行動を始めましょう。
時間は待ってはくれませんよ。