❖ 50代から取り組むMLMの意味とは
これを読んでいる方はおそらく50代の方が多い事でしょう。
最近、50歳を越えてからMLMに取り組む人が増えているそうです。
その理由はずばり、将来の年金収入に対する不安です。
もうひとつの年金収入源を確保しようというわけです。
ところでMLMの意味はご存知でしょうか?
マルチレベル・マーケティングの頭文字で、ネットワークビジネスと呼ばれることもあります。
これを聞くと、多くの中高年世代は、かつて流行った危険な商法を思い起こす方が多いと思いますが、ここでは本来のネットワークビジネスについて触れています。
自分の老後を憂え、そうなる前に備えようと副業や在宅ワークとして取り組む人が増えているとのことですが、あなたの老後は大丈夫でしょうか?
❖ 最近のネットワークビジネスの姿
時は既に21世紀、かつてネズミ講のように蔓延した怪しいネットワークビジネスは影を潜めました。
法律によって厳しく規制されたためと、多くの人がその危険性を理解するようになったためです。
今日では、ネットワークビジネスに取り組む人が再び増えていますが、
これらはあくまで正当で合法な本来のネットワークビジネスであり、
かつての危険な商法ではありません。
そして、ITの進化によって、現在ではインターネットを有効に活用したビジネスが主流となっています。
インターネットを使うわけですから、いつでもどこでも出来ます。
毎日忙しい主婦や子育てママにも、在宅ワークとして出来るのです。
50代の方は特に、以下のような岐路に立たされていると言えます。
- 定年後の収入や生活を意識
- 年金収入だけではやっていけないことを理解
- 仕事も円熟し副業が出来る状態を作りやすい
- 世の中を十分経験し、本物を見極める目を持っている
- 女性は男性以上に危機感を持っている
そして、将来に向けた準備をするなら今しかないということを十分理解している年代です。
ですので、リスクが低く、柔軟に取り組むことができる、インターネット型のネットワークビジネスに注目するのです。
❖ インターネットがネットワークビジネスを変えた
かつてのネットワークビジネスは、主に以下のような形態の活動を行っていました。
- 製品の良さを十分に理解する(これはどんな仕事でも同じ)
- 製品を口コミで販売する
- ビジネスへの参加者を募るために100人リストを作成
- リストの上から順に連絡をとり、会う約束を取り付ける
- 実際に会ってビジネスの紹介を行い、サインを取り付ける
こうしてできた、自分の紹介で新規参加した人(ダウンと呼びます)が、ビジネスの成果が出せるように指導を行います。
しかし、この方法には難点があります。
- 販売行為をするための在庫を抱える必要がある
- 口コミ販売は製品サンプルを持ち歩いて戸別訪問となるため活動範囲が限定的
- しかも重い荷物を持ち歩く肉体労働
- 勧誘対象は友人知人に限定されるため限界がある
かなりの体力と時間、モチベーションの維持が必要で、しかもビジネスの勧誘対象は友人知人ですから、一般人ではせいぜい100人程度が限界でしょう。
しかし、インターネットがこれまでのネットワークビジネスをガラッと変えてしまいました。
これまで常識だった、口コミ販売や友人の勧誘、在庫の確保などが不要になったのです。
これはすごいことです。
このため、現役サラリーマンや家事育児に忙しい女性にも、本格的に取り組めるようになりました。
❖ 中高年と女性が多いネットワークビジネス
実はこのビジネスはなぜか女性の参加者が非常に多いという性質があります。
男性も50代前後の方かそれ以上が多いそうです。
女性は、その方の会社員経験にもよりますが、結婚すると夫の収入をたよりに家事や育児に専念することになるため、社会復帰や自ら経済力を身に着ける意欲が高いと聞きます。
また、50代前後の中高年は定年後の自分の生活を真剣に考えるころであり、少子高齢化の影響で年金収入に不安を感じる方が、特に近年は非常に多いのです。
しかし、上記のような人々は、同時に忙しい方が多いのも現実です。
とても従来型のネットワークビジネスに取り組む時間的な余裕がありません。
小売りしようと思っても、それができる時間帯は本業の勤務時間だったり、家事育児忙しい時間帯だからです。
しかし、インターネットだったらどうでしょうか?
インターネットは24時間利用可能です。
つまり、時間に全く拘束されませんので、隙間時間や、夜の就寝前などの時間でも出来るのです。
そして、インターネットの利用者は日本だけでも1億人を突破しました。
(2015年総務省データより)
つまり、1億人を相手にしたビジネスを展開できるのです。
❖ ネットワークビジネス最大のメリットとは
ネットワークビジネスに取り組むことで得られる最大のメリットは何でしょうか?
それは、権利収入(不労所得)が得られることです。
例えていえば、将来受け取ることになる年金収入のようなものです。
これは、厚生年金などの公的年金にプラスした、もう一つの年金収入源が出来るということです。
現代の中高年がネットワークビジネスに取り組んでいる最大の目的は、この権利収入を得ることなのです。
なぜ、もう一つの年金収入を欲しがるのでしょうか。
それは、少子高齢化による年金支給額に対する将来的な不安があるからです。
これが、インターネットを使って、副業として在宅ワークで出来るので、自分の老後に備えて取り組む方が増えているのです。
大きな出費が不要でほとんどリスクのないビジネスだからこそ、多くの方が興味を持ち、取り組もうとされているんですね。
特にここ最近では、このようなインターネットマーケティングが普及してきています。
「何もしない」ことが最大のリスクとなる今日、いまの生活だけを続けていては将来本当につらい思いをすることになりますよ。
あなたの備えは万全ですか?