❖ サラリーマンに権利主入が必要なワケ
サラリーマンにもよると思いますが、一般的にサラリーマンとは「賃金労働者」を指します。
給料という賃金収入を得て生活しているわけですが、これは別名「労働収入」とも呼ばれる、実は非常にリスクの高い収入なのです。
「会社が固定給を保証してるのだから安全」
「自分で何か商売するより今の会社のほうが安定しているはず」
はたしてそうでしょうか?
あなたが働き続けることができている間、そしてその雇い主(会社)が倒産しなければ、その収入は得られるでしょう。
しかし、労働収入である以上、働けなくなったら途絶えてしまいます。
大病を患ったり、交通事故で長期入院を強いられたら、どうしますか?
または会社が倒産してしまったら、どうしますか?
事業が傾いて海外企業に買収され、解雇されたらどうしますか?
固定給とは、会社が存続し、あなたがそこで働き続けるという条件がそろって初めて得られるのです。
あなたの健康は大丈夫?
そしてあなたの会社は本当に大丈夫ですか?
❖ 資産を持たないサラリーマンは権利収入が必要
多くのサラリーマンは、労働力を会社に提供することで、給料という労働収入を得ています。
そして、その会社に雇ってもらうことで給料をもらう約束(雇用契約)をし、その収入の安定性は会社の経営状態に依存しているわけです。
結局、ほぼすべて会社の経営資産に依存しているわけで、自ら資産を生み出しているわけではありません。
しかし、世の中には労働力を提供せずにお金を得ている方もたくさんいます。
彼らは、第三者に自分の経済力を依存していませんので、経済的に自立しているという言われ方をします。
誰にも雇われず、自分の努力によって継続的な収入源を獲得した方です。
不動産投資家(家賃収入)、作家・作曲家(印税収入)、発明家(特許料)などなど、「他人に雇われない」で生活できている人たちです。
彼らは、資産を持っています。
ここでいう資産とは、収入を生み出す源、を指していますが、必ずしも目に見える資産とは限りません。
それは何かというと、権利収入源という無形の資産のことです。
不動産投資家であっても、不動産を所有しているだけでは収入は発生しません。
これを、収入を生み出す形にする(賃貸マンションなど)ことによって、家賃収入という権利収入が発生するのです。
彼らは、たとえ働かない日があっても、海外リゾートで休暇を過ごしていても、友達とパーティーを催していても、たとえ寝ていても、収入が発生しているのです。
しかし、サラリーマンは、自らの命と体を、自分の雇い主に捧げることで、賃金をもらっています。
何も資産や権利収入を生み出していません。
冒頭で、サラリーマンの収入はリスクが高いと触れましたが、その理由は、何かあったら途絶えてしまうからです。
自分の身に何かあった場合、生活が出来なくなってしまいます。
結婚して家族がある方は、そのリスクが家族全員に及ぶのです。
また、サラリーマンには定年があります。
老齢になって働けなくなったら年金収入に頼ることになりますが、
今の日本では十分な年金を得ることは不可能に近いでしょう。
ですので、サラリーマンにこそ、権利収入を構築することが実は非常に重要なのです。
最近はこれが広く理解されるようになってきたことは良い事でしょう。
❖ どうやって権利収入を獲得したらよいか
その質問が出たということは、現状への理解が深まった証拠ですね!
前出の不動産投資や作詞・作曲などは、多大な初期投資が必要だったり、突出した才能が必要なため、多くの方に進められる方法ではありません。
ここでは、限られた人向けの方法は割愛させて頂きます。
では多くの人に可能な方法は無いのか?
最近の、特に50代のサラリーマンや、子育て主婦の方を中心に、
インターネットを活用したこのような方法が急速に普及しています。
朝から夜まで忙しいサラリーマンの方や子育て主婦の方でも、
副業や在宅ワークとして出来る点が評価されているようです。
そう、本業がある以上、副業で出来るということが重要ですね。
インターネットを活用した、リファーラル・マーケティングという
マーケティング手法を利用する方式です。
不動産投資の様な初期投資は不要、物を売ったり頻繁にどこかへ出向いたりする必要などが無い点が、忙しい世代に向いているようです。
それは、パソコンとインターネットがあれば出来る方法だからです。
❖ 自分の身を自分で守る時代の到来
昭和時代は、定年まで勤め上げれば、その後は十分な年金で悠々自適の生活ができました。
しかし現代では、少子高齢化の加速により、高齢者ひとりを支える労働者人口がついに2人を割り込んでしまいました(2015年度 総務省データより)。
労働者2人で、高齢者の年金収入を支えるのです。
今後これが加速すると、我々が年金受給者になったころ大変なことになります。
給料以外の収入源を確保しておかないと、生活自体が成り立ちません。
なので、いつの時代でも、権利収入を持っているということは、この世の中を生き抜いていくうえで非常に重要なポイントなのです。