❖ 50代はネットビジネスの副業を真剣に考えるべき
50代というと、そろそろ社会人としてのゴールを考える時です。
こう書くと、約40年間働いたあとに待っている、ご褒美のような第二の人生を想像する方も多いでしょう。
悠々自適な年金生活。
素敵ですね。
実現できれば、という前提付きですが。
そう、現代社会における年金生活は、そんなに甘い状況ではありません。
誰もが、65歳になったら訪れる「定年」。
そして、その後の「年金生活」。
私たちの年収は、激減します。
もしも、もう一つの年金収入があったら。。
きっと誰もがそう思うことでしょう。
50代のうちに、将来の安定収入を獲得するための活動をするかどうかで、定年後の生活が激変するのです。
あなたの収入源はいくつありますか?
❖ 年金だけでは危険!定年後の恐るべき現実
50代は、一般的に給与所得が人生で最も高くなる年代です。
一方で、子供も成長し、持ち家を持つ方も多く、人生でもっとも充実した年代といえるでしょう。
会社でもそれなりのポジションに就くことができ、豊富な経験を生かした、やりがいのある社会人生活を送っている方も多いと思います。
しかし、実はそこに意外な盲点があるのです。
充実した豊かな生活は、定年後の年金生活の現実を忘れさせます。
有名企業や外資系勤務の方などは、広いリビングのある一軒家や都会のマンションに住み、クルマは外車、毎年の夏休みは海外旅行、なんて方もいらっしゃるでしょう。
でも、それは今の充実した給与所得があるからではありませんか?
「“私は年金をきちんと積み立てているから安心”というのは夢物語。たとえば20才から60才までの最長40年間国民年金に加入して、満額受給できたとしても、生活レベルは生活保護にも及ばないのです」
(NPO法人「ほっとプラス」の代表理事・藤田孝典氏)
会社員は、これに加えて厚生年金が得られますが、夫65才以上、妻60才以上の高齢夫婦で無職の世帯が衣食住などでひと月に支出する総額の平均は約24万円。
これに対して、平均年収400万円※で40年働いたサラリーマンの年金額は月額約16万円、夫婦でも約22万円しかありません。
※ 厚生年金保険の払い込み期間全体の年収平均で計算されます
しかも、今後は日本の財政難により、年金受給額は毎年1~2%ずつ減らされて行くのです。
さらに追い打ちをかけるように、消費税も10%あるいは将来的にそれ以上となれば、定年後の生活は極めて厳しいものとなるでしょう。
そしてさらに、いま持ち家に住んではいませんか? 将来の修繕費などは考慮されていますでしょうか?
「自宅に住み続けるためのリフォーム費用や車の買い換え、突発的な医療費、年金の減額などを考慮すると25年間でプラス1000万円は必要です。つまり、老後に安心して暮らすには2850万円の貯金が必要なのです」
(ファイナンシャルプランナー 深田晶恵氏)
貯金は、収入がある今しか作ることができません。
あなたの備えは十分ですか?
❖ 貯金だけではダメ!将来の収入源づくり
定年後の生活を年金と貯金で賄うには、最低限、3000万円近い蓄えが必要であることが分かりました。
50代は、そのための備えをしなくてはならない年代なのです。
65歳まで働けたらまだ良いほうでしょう。
その間に、病気を患ったり、リストラで早期リタイアに追い込まれないという保証はどこにもありません。
いま住んでいる持ち家も、乗っている外車も、維持できなくなります。
子供が学生だったら、進学すらできないかもしれないのです。
50代の方ができる、将来の生活を守るためのサイドビジネス(副業)は何が良いのでしょうか。
またはどのような方法があるのでしょうか?
❖ 労働収入と分けて考えるべき権利収入
50代にもできるサイドビジネスはいろいろあります。
総務省の統計によると、会社員は睡眠、仕事、食事などに必要な生活時間を除いた場合、日本人は年平均で1,500時間も自由時間があるのだそうです。
この時間を無駄にしてはいけません。
いえ、むしろ最大限の工夫をすることで自由時間を少しでも増やし、それを将来のために先行投資することが50代の責務とも言えます。
そして、第二の収入源を確保することが必須課題なのです。
それでは、50代にもできるサイドビジネスを考えてみましょう。
アルバイト系の副業
アルバイトと言っても、学生時代のそれとはまったく状況が異なります。
つまり、50代なわけですから、肉体系・運動系の仕事を本業の傍らで行うことはかなり無理があります。
ですので、清掃業、ビルメンテナンスや警備員などの保守業務、梱包や配送などの軽作業あたりが妥当でしょう。
時給で900円~1100円くらいを狙えます。
ただし、これは労働収入ですので、働いた時間分の賃金が稼げるだけで、将来の収入源とはなりえません。
将来の独立を目的とした副業
たとえば、整体師からカフェオーナー、ラーメン店経営まで、いわゆる「脱サラ」を目標とした、そのための経験を積む目的を兼ねたアルバイトです。
将来なりたい姿に関連する仕事をするので、給料をもらいながら将来の夢実現へ向けた準備ができるというダブルメリットがあります。
ただし、独立開業ですのでまとまった開業資金が必要ですし、事業戦略やそのための知識も当然必要になってきます。
そして、絶対に忘れてはならないのはリスク管理。
独立開業から5年後の会社生存率は14.8%、10年後ではわずか6.3%しかありません(国税庁の会社生存率データベースより)。
65歳で創業できたとして、75歳まで営業し続けられる確率が6.3%ということです。
男性の平均寿命が男性で約81.0歳、女性が約87.1歳(2016年度)ですから、残り数年から10年以上の寿命を残して無収入となってしまいます。
老齢のうえ、もし借入金などが残っていたら、それこそ大変ですね。
インターネット系の副業
独立開業は大きなリスクを伴うと書きましたが、極めて低いリスクで出来るビジネスがあります。
それは、インターネットを使った副業です。
実は、サイドビジネス(副業)とインターネットの相性はきわめて良いのです。
50代で現役サラリーマンであれば、日中は本業があることになります。
しかし、これなら移動時間や帰宅途中のカフェでも作業ができてしまいます。
インターネットですから、24時間利用可能で、営業時間というものがありません。
本業を持つ忙しいサラリーマンや、家事に追われる主婦の方でも、これなら柔軟に取り組むことができます。
アフィリエイト
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)が提供する商品の商材を、自分のホームページ上で広告宣伝することで、自分のホームページから消費者が購入すると、ASPから報酬が得られるという仕組みです。
プロの方はこれで月数十万から、中には数百万を稼ぐ人もいる、ネットビジネスの王道ですが、一方で月5000円以上稼げている人がわずか全体の5%という現実です。
著者自身も挑戦した経験がありますが、月5000円を超えることはできませんでした。
また、宿命としてASPがその広告プログラムを打ち切ったら、その商材からの収入は途絶えますので、常に広告する商材を保守する必要があります。
そういう意味では、労働収入に近いと言えるでしょう。
ネットショップの経営
自分が売りたい、好きなものを、ホームページ上で紹介して、購入してもらう方法です。
趣味の延長ですので、楽しく夢のある活動です。
たとえば多種多様のテキーラを輸入販売している知り合いがいます。テキーラが大好きなので、きっと仕事というよりは本当に趣味なのでしょうね。
難点は、それを必要とする人(潜在顧客)がどれだけいるか分からないことと、これはネットビジネス全体にいえますが、どのように集客するかです。
そして、商品発送のための在庫の確保や、梱包~出荷などの作業、入金確認などを自分で行う必要があり、高齢になったらちょっときついかもしれません。
ネットオークション
いわゆるヤフオクなどの方法です。
最初は、自宅の不用品のオークション販売から始め、要領を覚えます。
そして、せどりと言いますが、購入者がいそうな物を中古品店やブックオフなどで出来る限り安く仕入れ、これを仕入れ値よりも売ります。
意外と簡単に買い手が付きますが、ものによっては全く売れないものもあります。
たとえば、非常に仕入れやすい本などは、実はほとんど売れません。
売れ筋の本は、ブックオフなどの市場にほとんど出回らないからです。
仕入れ、出品、入金確認したら梱包して発送、などの一連の作業が常に発生しますので、これも労働収入と言えるでしょう。
結局、インターネット系のサイドビジネスであっても、当座の収入は得られるものの、将来にわたり継続的に得られる収入源はなかなか作れません。
将来にわたる権利的な収入源づくりは、やはり難しいのでしょうか。。
❖ 新しいインターネットビジネスがあります
諦めるのはまだ早そうです。
インターネットは、やはり我々にとっては非常に有用な環境といえます。
そして、インターネットをフルに使った新しい観点のネットワークビジネスが、中高年の間で最近注目されています。
ネットワークビジネスとは、インターネットのことではなく、昔から存在する、商品を口コミで伝えて販売したり、友人を勧誘して販売ネットワークを広げる、アムウェイなどでも有名なマーケティング形態です。
かつては違法なやり方が蔓延したことがありますが、現代では法規制によって厳しく取り締まれているため、非常に安全になりました。
「それでも、小売りや勧誘、在庫などは必要なのですよね?」
いいえ。ネットワークビジネスといっても、全く異なる近代的なマーケティング手法を使います。
それは、リファーラル・マーケティングと呼ばれる方法です。
この方法では、小売りはいっさいせず、インターネットで消費者を発掘して企業へ紹介するという方式を採用します。
※ 小売り禁止、ではありません。やっていただいてもOKです。
ですので、
- 友人を勧誘する必要なし
- 口コミによる小売り不要
- ゆえに在庫不要
- インターネットで完全在宅が可能
- 小資本でスタート可能
- 誰にも知られずに出来る
しかも、ここでご紹介する方式は、すべてマニュアルが完備、動画マニュアルも揃っていますので、その通りに順番に実行すればよいのです。
過去のデータもあるため、何をどれだけ行うと何が起きるかが分かっています。
バクチのようなビジネスとは異なり、派手さはありませんが堅実でリスクフリーなこの方法が、将来の権利収入を得るサイドビジネスとしてこれからのトレンドになるでしょう。
あとは個々人の考え方次第です。
- 成功確率が極めて低く高リスクだが当たれば億万長者
- ちょっと地味だけど低リスクで権利収入をモノにする堅実な方法
あなたはどちらを求めますか?
どちらでもよいと思いますが、残り時間があまりない50代として、ご自身の生活と照らし合わせたうえで、どちらがよいかを選択すればよいでしょう。
もし後者にご興味があるのでしたら、検討してみる価値がありますね。
❖ 権利収入を得て安心の将来設計をしましょう
50代から取り組むことで、年金生活者の年齢になっても、安心できる収入源の確保が可能です。
権利収入ですから、そのための労働をしなくとも、収入が発生します。
高齢になれば労働どころではありません。
頑張って長生きしたのですから、悠々自適な生活を送るべきです。
それを可能にするのが、もう一つの年金収入である権利収入です。
50代諸氏、1日も早く行動に移しましょう。
私?もちろん、やってますよ。50代ですから。
