50代にとってのネットビジネスとは?
今まさに世を騒がせている「ネットビジネス」。
ちょっとまてよ、「ネットワークビジネス」なんて言葉もあったな。
「インターネットビジネス」とはどう違うのか?
新しいことへの理解がだんだんつらくなってくる50代のサラリーマン世代は、もはや完全な会社人です。
会社以外の新しいことが理解しにくくなっている一方で、そろそろ老後の準備をしなければいけないという、ある意味危ない方が多いことでしょう。
でも、これが分かってくると、無限大の可能性を感じるかもしれません。
もしかしたら、ですが(笑)。
❖ なぜ紛らわしい言葉が存在するのか
現代はインターネットが当たり前のように普及しています。
「ネット」と略す人も非常に多いですよね。
「ネットで買い物しちゃった」
「そんなの、ネットで調べればいいじゃん」
こんな風に使われます。
そして同じように使われる「ネットビジネス」。
このネットとはネットワークなのかインターネットなのか。
そもそもインターネットのネットとはネットワークじゃないのか。
非常に悩ましい問題です。
この、どうでもいいことのような現代用語の使い方や意味が分かってくると、実はすごいことに気づくのです。
さて、いったい何が起こるのでしょうか?
❖ コトバの意味を探ってみる
では、それぞれのコトバの意味を掘り下げてみましょう。
そして、それによっていったい何が起こるのでしょうか。
◆ ネットビジネスとは?
「ネットビジネス」とは、一般的にはインターネットビジネスを略した言葉として一般的に使われているそうです。
これは、インターネットに接続できるパソコンを使って行う、インターネット上で展開するビジネスのこと。
今では多くの人がインターネットを自宅で使っていますので、既にその環境が整っている、つまり誰でも簡単に始められるという点が大きな特徴でしょう。
ではネットビジネスはどういうものがあるのでしょうか?
①オークション
自分が使用しているものや仕入れた商品をネット上で出品し、購入者のオークションによって最終的に高い値段で落札された人にその商品を売ることをいいます。
オークションサイトで代表的な例は「Yahooオークション」が有名ですね。
「e-Bay」から海外に出品することも出来るんですよ。
②アフィリエイト
アフィリエイトとは日本語に訳すと「提携」という意味です。
簡単にいうと商品の「紹介及び仲介ビジネス」となりますです。
インターネット上の様々な媒体で商品を「紹介」して、売れたら「紹介料」がもらえるという仕組みになっています。
③ドロップシッピング
簡単にいうと、在庫を持たないインターネットショップのことを指します。
インターネットショップは、自分で商品を在庫し、注文があったら自分で発送するということの繰り返しです。
このドロップシッピングには親会社がおり、その会社の商品が売れたら、会社が発送してくれますので、在庫も発送作業もいりません。
④せどり
せどりとは、本などを基本に新品や中古品を仕入れ、自分が設定した値段によって、購入者が購入することをいいます。
せどりの魅力は、レア物や限定版など入手するのが難しい商品を定価以上の価格で販売できることですが、売れる商品を見極める力がないと、ただの在庫として残ってしまいます。
取り扱う人気商品のカテゴリーは、
・出版物(文庫本、写真集など)
・DVD
・ゲームソフト
・限定版CD など
⑤投資関連
株やFXなどをインターネット上で取引することで利益を得る方法です。
また、最近では仮想通貨(ビットコインが代表的)への投資が人気上昇中ですね。
⑥インターネットショップ
オンライン上の物販店舗です。
基本的に自分で商品在庫を持って商売します。
前述のドロップシッピングは在庫を持ちませんが、こちらは自分で商品を売るので、商品の仕入れや制作、出荷や決済なども自前で用意する必要があります。
普通にお店を開店するのと同じように、さまざまな工夫によって成果が大きく異なります。
ふむ、なるほど、ネットビジネスのことは分かりました。
でも、インターネットのネットって、そもそもネットワークの意味じゃないの?
じゃ、ネットワークビジネスって言葉はどんな定義なのでしょうか。
◆ ネットワークビジネスとは?
ネットワークビジネスというのは、人と人のつながりによって商品の流通を発生させていくという、新しいスタイルの流通業です。
ここでひとつ、50代が危ないといった理由ですが、現在50代前後の方は、かつて流行した悪徳マルチ商法の類と誤解している人が多い点です。
現代のネットワークビジネスには厳しい法規制などがありますので、悪徳なものはほとんど存在しません。
そのことに気づかないでいる割合が多いために、これから紹介する本当のメリットを享受できずに、苦しい老後を迎える可能性のある予備軍が多いともいえます。
もったいないですね。
ちなみに簡単にネットワークビジネスを説明すると、まずネットワーク企業というのが存在します。
参加するためには、まず自分がその会社の製品を購入して使い、その良さを理解することが第一歩です。
そして、メンバー登録することで、ビジネスとして活動を始めることが出来るようになるのです。
自分が良いと感じた製品を、自分の影響力によって流通させていくというビジネス形態のことです。
多くの商品カテゴリーとしては、
・ 化粧品
・ 健康食品、サプリメント
・ 健康器具類
・ 通信機器
など、さまざまですが、流通量を維持するためには(これはどんな流通業でも同じ)、繰り返し消費されるような商品が望ましいとされています。
1回購入したら10年以上持つような商品は、同じ顧客には10年に1回しか売れないからです。
そして、自分の築いた流通ネットワークで収益を上げると、これまで築いてきた功労に対して、収益のうちからいくらかを報酬として受け取れます。
(上前を撥ねるのではなく会社から支払い)
その最大の魅力とは、、
初期投資が数千円~数万円から開始できる
通常、起業しようとすると最低数百万単位の初期費用が掛かりますが、ネットワークビジネスの場合は数千円からせいぜい数万円で開始できます。
しかも、フランチャイズのようにロイヤルティの支払いが発生しませんので、少額でビジネスを開始したいという方にはぴったりのビジネスです。
副業としてできる
フランチャイズを例にとっても、会社員を続けながらできることではありませんよね。
まして、家族や子供などがいれば、自分の野心だけで独立するわけにはいきません。
しかし、これなら本業を持ちつつ開始できますので、サラリーマンにも非常にやりやすいといえるでしょう。
権利収入、不労所得が得られる
実はネットワークビジネス最大の魅力は、不労所得が得られるようになることです。
読んで字のごとく、働かなくても得られる収入のことです。
バブリーに聞こえる方もいるかもしれませんが、これは現在の日本社会では非常に重要なキーワードなんです。
なぜなら、加速する少子高齢化社会の中、私たちが生活に必要な年金は間違いなく得られないからです。
いま頑張ることで、将来の不労所得が得られるとしたらどうですか?
❖ 統計データが語る日本人の将来について
ここで興味深い、しかし50代には切実なデータをご紹介しましょう。
総務省の「家計調査(二人以上の世帯)」平成29年2月分によると、無職世帯(セカンドライフ世帯が多く含まれます)の一ヶ月の平均支出は次のとおりです。
●支出総額 247,862円
<内訳>
・食費 59,952円
・住居 11,466円
・水道光熱 26,699円
・家具、家事 7,174円
・被服費等 4,720円
・保健医療 14,030円
・交通通信 24,397円
・教育 106円
・教養娯楽 21,276円
・その他 42,993円
(主な内訳-理美容、おこづかい、交際費、嗜好品、諸雑費など)
・税金 社会保険料 35,048円
一方で、公的年金による収入はどうでしょうか?
厚生労働省が毎年発表している、モデル世帯における夫婦二人の年金額の平成29年度の金額は1カ月当たり221,227円(!)とのこと。
上記の平均支出額を既に下回っています。
しかも、平均支出の住居代 11,466円 は通常あり得ないですよね。
二人住まいで月10万円とすると、月33万円以上は必要です。
すると毎月の赤字は11万円となり、65歳の年金受給開始から夫婦とも85歳まで生きた場合で2460万円、90歳まで生きた場合だと3300万円という追加費用がかかるのです!
しかも、これは2017年時点の想定であり、将来年金が今と同じように受け取れる保証はありませんし、物価上昇がさらに家計を圧迫します。
さて、困りました。
なんだか生きていく気力さえ失いそうです。
最低限、3000万円以上の預貯金が必要そうですが、あなたのご家庭は大丈夫ですか?
※ 老齢基礎年金(国民年金)支給額見直しの経緯
❖ ネットでネットのダブルネット時代です
「ネットビジネス」と「ネットワークビジネス」の違い、そして50代には気の遠くなるような将来が見えてきたと思います。
そこでキーワードは「ネットでネット」です。
つまり、きわめてローリスクだが可能性が無限大のビジネスを、副業として開始するということ。
その目的は、将来の不労所得、言い換えればもう一つの年金収入を構築することです。
「インターネットビジネス」が持つ無限大の可能性と、
現代の「ネットワークビジネス」による不労所得の獲得。
この最強の組み合わせを活かすのです。
そして、これをうまく行かせるためには、努力と成功ノウハウが必須です。
ある意味、これだけです。
ただ、成功ノウハウは入手が難しく、誘惑が多い現代において一つの努力を維持するモチベーション管理はとても難しいとされています。
しかし、暗黒の年金生活を考えたら、そんなことを言っている暇はありません。
「ネットでネット」作戦を今すぐ実行しようではありませんか。