50代サラリーマンの将来設計の落とし穴とは?
こんにちは、Shuです。
現代はとても豊かな時代になりました。
文明の発展は、人間の生活を寄り過ごしやすいものにし、新しいテクノロジーはこれまでとまったく異なる経済構造を形作り、新たな経済を生み出しています。
カラーテレビが珍しかった時代から、今では超精細な薄型大画面ディスプレイがどの家でも楽しめ、コンサートホール並みの音響を味わうことが出来ます。
インターネットやスマホが当たり前になり、以前では考えられないほど大量の情報を、手元の端末で手に入れることが出来るのです。
こんな先進的な毎日の生活ですが、十分ではないことがひとつあります。
それは、私たちが老齢化したときの将来の経済ではないでしょうか。
つまり、安心できる年金生活がまったく期待できないということですね。
そんな憂える将来に向け、多くの人は50代でその点に気づき、本気で何か準備をしようとする方が急増しています。
貯蓄、個人型年金、投資活動 などなど。
はたして、50代サラリーマン諸氏が今まさに取り組んでいる将来計画は「適切」なのでしょうか?
まったく足りない!公的年金の少なさに苦しむ将来
総務省の調査によると、世帯主が60歳以降の世帯の平均支出額は次のとおりです。
・60~69歳の世帯 月27万8403円
・70歳以降の世帯 月22万4318円(平成29年6月現在)
一方で、金融庁中央委員会の調査によると、
老後の生活費として現役世代が見込んでいる金額は、月平均で27万円
(平成28年調査結果)
いずれも、必要最低限の生活費としてはじき出した結果ですので、これに娯楽費用とか突然の出費(冠婚葬祭費用、家の修繕費など)は含まれていません。
これを加味すると、「十分」といえる生活費は最低でも30万円くらいでしょう。
これに対して、日本年金機構によると、
モデル世帯(後述)の年金月額は約22万1000円
(平成29年4月現在)
その内訳は、夫の老齢厚生年金が約9万1000円、老齢基礎年金が約6万5000円、妻の老齢基礎年金が約6万5000円 だそうです。
十分な生活(さんざん頑張ったので、多少は良い生活がしたいですね)をしようとすると最低月30万円が必要と考えれば、その収支は以下のようになります。
必要生活費 30万円 - 公的年金 約22万円 = 毎月8万円の赤字
実はこれが将来の現実なんです。
65歳で定年を迎えても、年金だけで生活することはかなり厳しそうです。
65歳以降、仮に90歳まで生きたとした場合、単純計算で 2400万円の貯蓄または追加収入が必要となるのです。
定年後が無収入だった場合、最低2400万円の貯蓄が必要ということになりますね。
何か、死ぬまで月10万円くらいの不労所得があればと思うのは虫のいい話でしょうか・・・
将来を不安なく生きるだけの収入は得られないのか?
もし、月10万円くらいの安定的な収入が、不労所得の形で得られたら、上記の不安は解消しますが、世の中そんなうまい話は転がってはいません。
毎月10万円の宝くじを当てることも非現実的です。
何か、宝くじ以外の方法は(笑)無いものでしょうか。
投資活動を行う
定年になれば、働くことが無いわけですから、いくらでも時間を作ることができます。
今はインターネットを通じてあらゆる投資活動、たとえば株式投資、FX投資、不動産投資なども可能な時代です。
1日中、パソコンの前に座り続けるのは足腰に悪いので、○時から○時までと決めて、計画的に取り組みます。
ここで重要なのは、65歳から始めるのではなく、50代の今からはじめ、自分なりの投資スタイルを確立しておくことが必要です。
それでも投資は投資であり、元本は誰も保証してはくれませんので、あくまで自己責任でやります。
デメリットとリスク
元本保証がない、レバレッジをかけると大損することがある、「次こそ」などの人間の欲や心理と戦う必要が常にある、など。
65歳を過ぎても働く
定年を過ぎても、働いてはいけないわけではありません。
経験を生かした仕事(保険の検査官やパソコン教室など)もあれば、労働型の仕事(警備員、誘導員など)もあるでしょう。
しかし、いつまでも続けるわけには行きません。
そして、公的年金とあわせて月46万円を越えると、年金の受給額が減らされますので要注意です。
デメリットとリスク
いつまでできるかわからない、労働収入なので辞めたら途絶える、体力的にきつい、など。
ネットビジネスを始める
これは、インターネットを使ってビジネスを起こすことです。
今日では、あらゆることがインターネットで出来ますので、体力的な不安を感じることも少なく、自分の都合に合わせてできるところが魅力です(インターネットに営業時間はありませんので)。
そして、その収入を大きく分けると、労働型収入と、権利的収入(不労所得)に分かれます。
労働型収入は、働いている間だけ得られる収入で、これはインターネットを使っても同じです。
ところが、権利的収入(不労所得)とは、その収入を得るための準備は必要ですが、いったんそのしくみを作ってしまうと、「労働」をせずとも得られる収入となるのです。
ただでさえ高齢者なのですから、不労所得が良いに決まっていますね。
不労所得が得られるネットビジネスには、以下のリンクで紹介するようなリファーラルマーケティング方式が、副業としての負担が少なくてよいでしょう。
デメリットとリスク
不労所得は働いてすぐに得られる種類の収入ではないこと。すぐに収入が必要な場合は、ネットではなく労働型収入の仕事を選んだほうがよいです。
我々はどうしたらよいのでしょうか
ズバリ言います。
迷っている時間はもう既にありません。
今あなたがすべきことは以下の3つでしょう。
- 「今すぐやる」と決断する
- すぐに行動を開始する
- ぜったいにあきらめないで続ける
これは一般的な成功哲学からですが、将来を憂えて、何か対策を打ちたいと考える人にも同様に言えることです。
なぜこんなことを書いたかというと、これが出来ない人があまりにも多いからです。
「やると決めたけど、今は忙しいから仕事が落ち着いてからはじめよう」
「やりはじめたけど、今月は会社の仕事が忙しいから1ヶ月お休みしよう」
こういうタイプの人が多いと思いますが、はっきりいってうまく行きません。
こういう人はおそらく何をやってもダメでしょう。
しかし、このタイプのほうが圧倒的に多いのも事実です。
地球上ですべての人が豊かになれるかというと、そうではありません。
だからこそ、頭一つ抜きん出るためにも、行動した人が一歩先を行くのです。
それには、決断→行動→継続 のサイクルを実践することです。
