ネットワークビジネスを口コミで成功させる3つのパターン

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いま「クチコミ」という大昔からある手法が再注目されています。

その大きな理由は、商品を作り、それを企業が生活者に伝えればモノ売れるという時代ではなくなっていることがあります。

モノがあふれている現代では、これまでのような一方的な商品訴求メッセージよりも、友人や第三者から聞く推奨や共感などのクチコミのパワーが、ブランドや商品の選択に大きな影響を与えるのだそうです。

その昔、テレビなどが発達していなかったころは、人づてで情報を伝達することが多かったのが、メディアや電波の発達でCMで一方的に広告できるようになりました。

そして今、モノがあふれたことによって、本当に良いモノを伝える手段が、メディアではなく、実際に使ってみた感想をその人から聞くという原点に戻ろうとしているのは面白い現象ですね。

口コミを成功に導く3つの視点とは

口コミによるマーケティングは昔からあったわけですが、アメリカでは既に2004年にクチコミマーケティング協会(Word Of Mouth Marketing Association: WOMMA)なるものが設立されているそうです。

そこには11通りほどの口コミマーケティング手法が定義されているとのこと。

専門的な解釈は上記サイトにお任せするとして、私たちはもっとシンプルに口コミ成功法を考えてみましょう。

その1 顧客が興味を持つ仕掛けでクチコミを創り出す

クチコミを起こすための「トピックを創る/提供する」という視点が重要となります。

世界的に有名な成功例は、2004年以来、米国で次々に話題=クチコミを起こして売り上げも伸ばしているバーガーキングの例があります。

新商品のチキンバーガー発売にあたり、「あなたのお好みどおりに」という特徴を活かし、「あなたのお好みどおりに動く「服従するニワトリ」」のゲームサイトを作ったのです。

入力した命令やメッセージに対して、不気味なニワトリがさまざまなアクションを起こします。

これが瞬く間に、億単位のアクセスを得たのだそうですよ。

その2 新商品サンプルで先行クチコミを狙う

新商品のお試しサンプルをある特定層に提供し、その人たちからの先行口コミを誘い出すという方法です。

製品の一部をお試し的におすそ分けして、試してもらうのもこの方法の一つでしょう。

P&Gという会社が、常温水でも汚れが落ちる洗濯洗剤を2004年に発売(そのころのアメリカはなぜか温水でないと良く落ちなかったそうです)する際に、大規模な参加型キャンペーンを行いました。

無料サンプルが送られてきた参加者は、その良さを口コミで友人知人にどんどん伝え、あっという間に評判が広がりました。

その3 商品の潜在ファンを味方につけてクチコミを広げる

ペットフードのぺディグリーは、イギリスで単なるペットフードのメーカーという立場から、ペットとの生活を充実させるブランドとしてブランドを刷新するために、新たに愛犬家のためのコミュニティサイトを立ち上げました。

そしてサイトの公開にあたり、さまざまなドッグオーナーの調査を事前に行い、ぺディグリーにとって影響力を発揮しそうな人を見つけました。

その人たちに限定して先行してダイレクト告知を行い、彼らが率先して人に伝えたくなることを狙ったとのこと。

愛犬を自慢したくなる心理を巧みに利用した方法なのだそうです。

ネットワークビジネスではどんな口コミが成功するか

ネットワークビジネスは口コミで商品やビジネスの良さを広げることが成功に繋がります。

3つの方法と照らし合わせると、ネットワークビジネスは既に優れた商品がありますので、

  • まず商品の良さを、自分が使ってみた感想で伝える。
  • 商品を使ってみてもらう。試供品をおすそ分けしてもよい。
  • 商品がたとえばサプリならサプリにこだわる人に使ってもらう。

そしてビジネスを勧めたいと考えるのであれば、

  • 忙しい自分でも出来ているということを伝える。
  • やり方の指導やサポートを惜しまないことを約束する。
  • 実際に一緒に活動することで連帯感を作り出す。

まずは、商品にしてもビジネスにしても、まず自分が体験することがスタート地点です。

そして、それを誠意を持って伝えること。

上記の方法はあくまでテクニックなので、やっぱり基本が大事なのですね。

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口コミが不要な最近のネットワークビジネス

最近のネットワークビジネスは、口コミを行わないものもあるそうです。

インターネットを媒体として活用することで、友達への商品の紹介やビジネスへの勧誘、自分で小売りしたりすることもありません。

なので、相手の都合に合わせたり、商品サンプルなどを持参する必要もなし。

100%自分の都合の良い時間に活動できるので、忙しい方に最適とか。

ネットワークビジネスとひとことに言っても、時代とともに多様化しているようですね。

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