ネットワークビジネスで成功するためには、友達を勧誘してはいけません。
なぜ、勧誘してはいけないのでしょうか?
アムウェイに代表されるネットワークビジネスで成功するために、友人知人を勧誘するのは必須のはず。
と、いつまでも考えていると、今の時代では成功はおぼつかないでしょう。
これまでのやり方は既に過去のものとなってしまったのでしょうか。
「勧誘」が今のネットワークビジネスをダメにする
日本で1990年代に大ブームとなったアムウェイ。
ネットワークビジネス=アムウェイというくらい、大ヒットしました。
成功を目指しては、商品サンプルをバッグに詰め、友人知人を訪ね、商品のデモとビジネスのすばらしさを伝えて歩いたことでしょう。
そして、上手くいかないときはアップラインからアドバイスをもらい、ミーティングでパワーをもらって、モチベーションを維持したものです。
しかし、このやり方には問題があります。
勧誘対象が友人知人であること
一つ目は、友人知人といっても、一個人が声を掛けられる人はせいぜい100人くらいまでではないでしょうか?
まず、100人を目標にリストアップしなさいと教わります。
そして、手順どおりに電話をかけ、アポイントをとり、実際に会って商品やビジネスの紹介をします。
しかし、その100人に声をかけ終わったら、その先はどうするのでしょうか。
どう考えても、友達が多い人のほうが有利ですよね?
平等なビジネスとはいえない点でしょう。
ネットワークビジネスの評判が悪い
二つ目は、ネットワークビジネス自体のイメージが悪いことです。
まず、ネットワークビジネスをやっているということを知られたくありません。
友達を勧誘しようとすれば、自分がネットワークビジネスをやってることを伝えることになりますので、それだけで敬遠される可能性があります。
最悪、その友達を失うことにもなりかねません。
ビジネスと友達、どちらをとりますか?
一個人の行動範囲には限界があります
アムウェイでは会員が会社から直接商品を購入し、これを利用者へ販売します。
また、小売り活動だけでなくミーティングへの参加、アップラインと会ったりする時間などを考えると、副業としてやるにはかなりの時間的制約があるでしょう。
特に予定外の残業が発生する職業の方は、平日の退社後には予定を入れるのは困難です。
週末も相手の予定や都合があるでしょうから、なかなか時間が合いません。
自分の都合に合わせた活動がしにくいという性質があるため、一人の行動範囲はかなり限られます。
口コミビジネスの限界
ネットワークビジネスは、口コミからスタートしています。
商品の本当の良さを体感した人が、その体験談として伝えるから、真実味を持って伝わるという考え方です。
しかし、口コミは、ある一人の人から、他の人への直接コミュニケーションですので、たとえば1カ月で伝えられる相手の数はどうしても限られます。
相手にだって都合がありますから、週末あわせて週2人に会えたとしても月10人程度。
これを副業でやろうとしたらかなりキツい活動ですね。
他のことは何もできません。
