あなたは50代ですか?
もし50代なら、いま必ず考えなければいけないことがありますよね。
それは将来の生活のことです。
50代の多くは、子供も手がかからなくなった反面、仕事が最も充実し、会社員は給料が人生でもっとも高くなる時期でもあります。
十分な収入とやりがいのある仕事の毎日で、つい将来のことを見落としがち。
でも、50代は老後生活がすぐそこに迫っているのです。
備えができるのは、50代が最後のチャンス。あなたは大丈夫?
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50代の老後準備の実態
では、金融資産を有している世帯の平均額はいくらくらいでしょうか。
家計の金融行動に関する世論調査によると、1,729万円(2017年度)とあります。
そして、老後が心配と回答した人は81.5%にも上り、その理由は、
- 第1位 「年金が十分ではないから」:72.7%
- 第2位 「保有金融資産が不十分」:69.6%
- 第3位 「老後の備えをしていない」:39.1%
となっています(複数回答)。
また、金融資産を有していない世帯がなんと30.9%もあるそうです。
そして、50代に限ると、29.5%が金融資産を保有していないとのこと、全体の約3割が「備え」ができていないことになりますね。
繰り返しになりますが、50代は、将来に備える最後のチャンスです。
もしあなたがその「3割」に入っているとしたら、今すぐ行動を起こさないと手遅れになるかもしれませんよ~。。
ゆとりある老後のためにはいくら必要?
では、ゆとりのある老後生活を送るためには、いったいいくら金融資産を確保すればよいのでしょうか?
金融広報中央委員会が毎年実施している「家計の金融行動に関する世論調査(平成29年)」によると、
- 老後のひと月当たり最低予想生活費 27万円
- 年金支給時に最低準備しておく貯蓄残高 2,080万円
これは最低予想生活費ですから、余裕を見ると30万円は欲しいところ。
これに対して、公的年金(国民年金+厚生年金)の受給額は、2017年度で約22万円。
毎月、8万円の赤字生活に陥ります。
これを金融資産で補おうとすると、いくら預貯金が必要でしょうか。
65歳で定年を迎え、90歳まで25年間生きたとしたら、
8万円 × 12カ月 × 25年 = 2,400万円
不意の出費(冠婚葬祭や家の修理、車の買い替えなど)や物価上昇を考えると、最低3,000万円は備えたいところですね。
老後に備える方法
もし既に3,000万円以上の金融資産があれば、まずは安心でしょう。
しかし、もしこれに満たない場合、現役で働ける50代のうちにその方法を決める必要がありますね。
預貯金を増やす
もしいま55歳だとして、頑張って65歳まで10年間働くとしましょう。
いまの貯蓄が1,000万円だとしたら、あと10年間で2,000万円を確保する必要がありますね。
2000万円 ÷ 10年間 ÷ 12カ月 = 約16.7万円
月々、17万円近い貯金が必要となります。しかも10年間です。
収入に余裕がある人はイケるかもしれませんが、かなり厳しい数字ですよね。
でも時間は待ってはくれません。
では他の方法はないのでしょうか。
副業する
本業とは別に、もう一つの仕事をするという方法です。
コンビニのアルバイトから、自分の強みを生かしたプロフェッショナルな仕事までさまざま。
- コンビニやマックでバイト
- 夜や週末の警備員
- 在宅ワーク
- パソコンや英語などの講師
- 結婚式の司会
などなど。
そして、これで得られた収入を、預貯金に回すのです。
しかし、50代から2つの仕事をするのは、体力的にも並大抵のことではありませんね。
投資する
色々な投資が考えられます。不動産投資なら将来に渡る比較的安定した収入(家賃収入)が期待でき、金融投資ならリスクは高いですが大きなリターンを得ることも出来ます。
しかし、投資にはかならずリスクが伴いますので、投入した資本を回収できる保証はありません。失敗すれば、大切な老後のための資金を失うことにもなりかねないので、その点を十分検討のうえで行うことをおススメします。
定年後も働く
たとえ月10万円くらいの収入でも、無理のない範囲で仕事を続ける方法です。
1日中、家にこもっていてもやることがありませんので、ならばいっそのこと働きましょう。
さきほど8万円の赤字生活と書きましたが、手取りで10万円を稼げるならその分を補うことができますね。
しかし、働けなくなればその時点で収入は途絶えてしまいます。
「収入源」を作る
これは将来収入が得られる収入源を構築する方法です。
いまから準備して、将来これが「働かなくても得られる収入」になればとても安心ですね。
俗に不労所得といわれますが、不労所得を得るには準備が必要です。
超わかりやすい例としては、作家や作曲家などの印税収入がその例でしょう。
執筆や出版という努力を先に行うことで、その本が売れ続ける限り、収入が得られます。
ネットワークビジネスという方法もあります。近代のネットワークビジネスは法規制によってとても安全になっていますので、低リスクで将来の不労所得に繋がるネットワークビジネスを今からコツコツ取り組むのです。
最近ではインターネットで出来るネットワークビジネスがありますので、それこそリスクフリーで自分の都合のよい時間帯に取り組むことが出来ますよ。
「行動」しましょう
もっともいけないことは、何もしないことです。
「まあ、なんとかなるだろう」
いいえ、どうにもなりません(涙!)。
自分で何とかしなければいけない時代になってしまいました。今から少しでも手を打つことで、せっかくの将来をみじめな生活にしないようにしたいものですね。
反対に、何か目標設定して今から行動することで、不安な未来が豊かな生活に変えることもできるのです。
行動することこそが、豊かな老後生活を作る唯一の手段です。
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