とうとうキターー!
私たちの将来の年金が危険なことになっています。
それは「減額」・・・
ただでさえ、必要生活費に満たない年金が将来減額されるとは。
いったい、どういうことなのでしょうか?!
公的年金の性質
毎年の年金額は、物価や現役世代の手取り賃金の伸びに応じて改定されます。簡単に言うと、物価や賃金が下がったら年金は減って、物価等が上がったら年金も増える、ということになってます。
しかし、現在の年金支給額は割高傾向だというのです。
これ自体が、年金減額(見直し)の理由となりますが、これプラス、「マクロ経済スライド」という仕組みがクセモノ。
物価が上昇すると、年金も増えるはずなのですが、物価上昇率(%)と年金支給額の上昇率は同じではありません。
出典:厚生労働省HP
ここに「スライド調整率」という考えが入り込んできます。
物価の上昇率が1.5%だったとして、スライド調整率が0.9%と設定されている場合、実際の年金の上昇率は0.6%にしかなりません。
一方で、アベノミクス政権が目標とする物価上昇率は2%。
物価が上昇すると相対的に年金受給額が減るのと同じことになり、生活が苦しくなります。
景気が良くなっても、年金生活者の生活レベルは下がるばかりです。
退職後の年金不足を気にすることなく好きなだけお金を使える方法!
年金はどれほど減っているのか?
ここに毎年の年金支給額の推移表があります。
これは老齢基礎年金(国民年金)の部分だけですが、1999年度の804,200円をピークに毎年下がり続け、2017年度では78万円を切ってしまいました。
一方で、物価が順調に上昇したとしても、例のマクロ経済スライドによって、年金増加率は物価上昇率に追いつきません。
なぜ年金はこんなに不安な状態になったのか?
もっとも大きな要因は、
少子高齢化
ではないでしょうか。
これによって、労働者人口はどんどん減少し、2017年度時点では約2人の労働者でひとりの高齢者の生活を支える状況になっています。
じゃ、なぜ少子高齢化が進んだのか。
それは、諸説あると思いますが、根本的な原因は、「日本という国が子供を産まないような社会構造になってきている」からではないでしょうか。
「女性の社会進出が原因だ」
「女性のキャリアのために出産が障壁になっているからだ」
「子供の教育費が高くなったからだ」
それぞれが、原因でしょう。
しかし、女性が働くようになっても子供を産み育てやすい社会になっていればここまで厳しい状況にはならなかったかもしれません。
そして医療の進歩による高齢化社会の加速。
これらが相乗効果的に作用して、いまの日本が出来上がったように思います。
あなたはどう思いますか?
将来の不安を和らげるために
そんな先行き不透明で不安な将来、特に老後の生活を少しでも良くするためには、いまから何か手を打った方がよいでしょう。
何もしないで時を過ごすのが最も危険です。
副業、投資活動、定年後の職業探し・・・
体力に自信があるうちに副業で預貯金を蓄えたり、投資活動で資産を増やしておくなども手です。
定年にもなれば、あなたもその道の超ベテラン経験者です。その経験を活かして企業顧問やコンサルティングを行う方法も考えられますね。
士業(さむらいぎょうと呼び、国家資格を持つ人が可能な職業、弁護士など)なら、独立開業という方法もあります。
いずれにしても、複数の手を考えておく必要があるでしょう。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
これは複数に手を出すとどちらも中途半端に終わることの戒めですが、現代は二兎も三兎も真剣に追う必要がある世の中です。
一つに絞ることこそがリスクになりますので、すべてを真剣に取り組むつもりでなければ、厳しい世の中を生き抜くことが難しくなりました。
大丈夫、今からでも間に合いますよ。
まずはググって調べてみましょう。
そして行動は1日も早く起こすことです。
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