あなたがもし50代なら、定年まであと10年前後ですね。
いまの日本では、定年を65歳まで引き上げることが進められていますので、50歳ならあと15年間、55歳だと10年間は働けることになります。
65歳というのはある意味、切りのいい年齢かもしれません。なぜなら、公的年金の受給開始が65歳だからですね。
もちろん、65歳を超えて働いたって良いのです。
ところで、定年後の収入は年金が主な収入源となりますが、その金額は果たして十分なのでしょうか。
退職後の年金不足を気にすることなく好きなだけお金を使える方法!
定年後の収入と支出の関係
2018年7月度の家計調査による60歳~79歳のひと月当たりの経済支出は 269,301円となっています。あくまで全国平均なので、住む場所やライフスタイルを考慮すれば、30万円くらいは欲しいところ。
これに対して、モデル世帯における公的年金(国民年金+厚生年金)の受給額は、2018年度では 221,227円となっています。。
ん?
赤字家計、ですね・・・
221,227円 - 30万円 として、約8万円の赤字です。
ひええぇぇぇ!!!
私たちの将来は大丈夫かああぁぁ???
はい、これが現実です。
しかも、65歳から90歳まで年金生活したとしたら、この25年分の赤字が累積されるわけです。その総額はなんと、
24,000,000円 !!
これに、25年間の物価上昇や不意の出費(家の修繕、車の買い替え、冠婚葬祭など)を加味すると、おおよそ3500万円が必要と言われています。
どうしましょう・・・
定年後の収入の作り方
定年になったら、主な収入源は年金になります。
定年後も働けばその分は収入として得られますが、第二の人生を楽しむことを考えたら、いつまでも働き続けなければいけないというのは辛いですよね。
定年後に年金以外の収入源があればとても安心ですが、定年になってから考えたのでは遅すぎます。
そこで、いま50代の現役選手なら、今からその準備に取り掛かったほうがいいでしょう。
どんな収入源が考えられるのでしょうか?
投資活動
株、FX、仮想通貨など、今日ではいろいろな金融投資が可能です。
株式投資は、値上がりする可能性の高い株を購入して、配当金と売買差益を狙う投資方法です。ただし、値上がりする株の見極めがとても難しく、まとまった資金も必要ですので、素人が確実に収益を得るのは難しいといえるでしょう。
FX(外為取引)はその点、小資本から始められ、相場が上昇しても下降しても儲けるチャンスがあります。レバレッジを効かせることで、実際の投資金額以上の投資効果を得られますが、予測を誤るとあっという間に資金がなくなるリスクがあります。
仮想通貨も将来の値上がりを期待して行います。新しい仮想通貨は値動きが非常に激しいため、売買のタイミングの見極めが重要でしょう。
不動産投資
投資の王様といえる不動産投資。
賃貸アパートなどを所有すれば、家賃収入という不労所得が得られますが、物件選びや初期投資の割合などでその収益額が決まります。
また出口戦略が重要、何年間所有し、その時点でどうするか等は十分に検討して始めたほうがいいですね。
ネットビジネス
ほぼノーリスクで始められ、誰にでもできる点が最大の魅力です。
ネットビジネスとネットワークマーケティングを組み合わせた方式が最近では増えています。これなら、隙間時間を最大活用して、小資本でビジネスを運営できます。
何をやるか、いつからやるか
いろいろな選択肢が考えられる定年後の収入源づくり。
なんだか希望が湧いてきませんか?
ポイントは、
- 低リスクであること
- 将来の不労所得につながること
- 安定的な収入源となること
これらを満たすもの、という選び方が安全確実といえるでしょう。
では、いつから開始したらよいのでしょうか?
それは、今すぐです。
毎日が充実している50代は、あっという間に過ぎ去ります。
気が付けば定年、あっ、何にも準備できてなかった・・・
っていうことにならないように、行動を起こすべきタイミングはまさに今なのです。
