定年後の生活を支えるものは貯蓄ではありません。では何でしょうか?
悩み多き現代の50代が気になることといえば、やはり定年の到来ではないでしょうか。
何歳まで生きるつもりなのか?
何歳まで働かなければいけないのか?
50代は定年へ向けた準備や老後の生活が気になって仕方ありません。
そこでポイントは、何歳まで働いて、何を準備し、そして何歳まで生きるかです。
老後の人生と生活不安の意識調査
インターネットサービスプロバイダーのBIGLOBEが行った年齢に関する調査結果というのがあります。
男女150名ずつ、合計300名に行った調査結果は以下の通り。
出典:Biglobe社
これによると、「何歳まで生きたいですか?」の質問には、全体平均は77.1歳とのことです。
厚生労働省が2016年度に発表した日本人の平均寿命は、男性が80.98歳、女性は87.14歳ですから、男女とも低い年齢ですね。
そして、老後に対する不安は、
出典:Biglobe社
これによれば、全体の82.6%の人が、将来に不安を感じていることになります。
年代別によると、50代ではなんと90%もの人が将来に不安を感じています。
そしてその不安ごとの第1位は、老後の資金です。
出典:Biglobe社
これに続くのが年金への不安で、現代人がいかに老後の生活に不安を抱いているかがよくわかりますね。
会社は定年まで、仕事は一生?
前述のように、50代が感じている不安は、老後の生活です。
55歳で役職定年なんていう会社も多いことでしょう。
退職金はいったいいくらもらえるのか?
老後を安心して過ごせるようにするための準備が不可欠でしょう。
真っ先に思いつくのは、年金不足に備えた預貯金ですが、一説によるとその必要金額は2000万円以上とも言われています。
更に将来の物価上昇や不意の出費に耐えられるようにするためには最低3000万円は必要でしょう。
既に3000万円以上の、現金化できる資産をお持ちの方は大丈夫(たぶん)と思いますが、そうではない人、定年までに準備できそうにない人は、いったいどうしたらいいのでしょうか・・
とても考えさせられるデータと言えるでしょうね。
定年後にお金で苦しまないようにするためには「働くな!」とは?
