定年後の収支を計算して愕然としたらすぐに打つ手を考えましょう!
人生100年時代が到来するといわれています。
寿命は延びる一方ですが、生涯収入は1990年代と比べ減少し、退職金も激減です。
企業はもう終身雇用を約束することは出来なくなりました。
さらに年金の受給年齢は65歳から、社会保障費も減額、金利はほぼゼロ。。。
企業にも国にも頼れない時代が来ています。
そんな中で、安心の将来を作るにはどうしたらよいでしょうか。
定年後の生活費をシミュレーションしてみましょう!
定年前に勘違いすること
サラリーマンの場合、収入レベルが最も高くなるのが50代と言われています。
定年を60歳とすると、もっとも高いポジション・収入が50代なのです。
サラリーマンという長い道のりを頑張り、やっと納得できる収入が得られ、子供も手がかからなくなり、可処分所得も大きくなって生活にもゆとりを感じるようになるでしょう。
そう、60歳の定年が徐々に近づいていることはわかっていても、つい今のゆとりある生活に身を任せ、潤沢な生活に浸ってしまうのがこの時期と言われています。
仕事も毎日充実し、若い人からは敬われ、気分も最高です。
でも、なにか忘れてはいませんか? そう、もうすぐ「定年」がやってくるのです。
収入が急に激減する境目とは?
60歳に達すると、サラリーマンは定年を迎えます(会社によります)。
定年を迎えると、その人はどうなるのでしょうか?
それは、
「収入の激減」
これまで他人事と思っていた定年がやってくると、その時を境に、あなたの収入は半分から1/3にまで激減するのです。
豊かだった毎日が突然、新入社員のころの年収に逆戻りです。
信じたくありませんが、これが待ち受ける現実なのですね。
では、どれくらい減るのでしょうか?
シミュレーションしてみましょう!
定年後に必要な生活費はいくら?
公益財団法人「生命保険文化センター」が発表している試算の中に、老後の生活費に関するものがあります。
こちらの試算によると、平均で必要になる最低限の老後生活費は22万円となっています。
そして、ある程度余裕の生活をするための生活費は34万9,000円になるそうです。
ここではざっくりと、平均的に30万円くらいは必要だとしましょう。
もちろんこれには、不意の支出や物価上昇などは考慮していません。
じゃあ年金はいくらもらえるの?
定年後の生活費は、その多くは年金収入に頼ることになるでしょう。
その年金(公的年金)ですが、いったいいくらもらえるかご存知ですか?
厚生労働省の発表によると、モデル世帯における2018年度の公的年金(国民年金+厚生年金)の支給額は、221,277 円となっています。約22万円としましょう。
と、ちょっと待ってください。。
冷静になりましょう。年金生活に入った夫婦二人は、どんなお財布事情になるんでしょうか。
毎月8万円の赤字生活
と、いうことは、65歳から90歳まで生きるとしたら、25年間、毎月8万円の赤字が生じる計算です。
その合計金額を単純に計算すると、実に2400万円!
2400万円の現金がないと、年金だけでは死ぬまで生きることが出来ません。
しかも、これは将来の物価上昇や不意の出費を含めていませんので、ざっくり3000万円はないと安心できないでしょう。
どんな未来が待っているの?
50代はバラ色、60歳を境にその生活は貧困のどん底。。
これが、現実の定年後の生活といえるでしょう。
これまで頑張ってきたのに、と思うでしょうが、60歳以降の備えをしなかったのが原因です。
「毎日仕事に追われ、給料は思うように上がらないから貯金は無理」
分かります。
でも、将来の不安がない人は、会社の仕事の傍らで「何か」に取り組み、別の収入源や資産を確保しているのです。
会社だけに頼ってはいけない時代ということに、早く気付くべきでした。
今からでは手遅れかもしれませんが、、あきらめずに会社は会社と割り切って、自分と家族の未来を守る活動をすぐに始めてみてはいかがですか?
- 不動産投資
- 金融投資
- 定年後も働ける能力を身に着ける
- 何らかの権利所得を構築
簡単ではありませんが、何もしないよりははるかにマシです。
決断と行動は今すぐ始めるべきですね。
あなたと家族の未来の生活を守る権利所得の唯一の作り方のお話です
