多くのサラリーマンが直面するする問題、「定年」。
日本の労働人口の8割以上はサラリーマン(被雇用者)と言われています。
そして、日本の多くの民間企業はいまだに「定年」を設定しています。
そして、定年を過ぎると、継続雇用などで働き続けることは不可能ではないものの、正規社員よりも給料は大幅ダウン、いずれ年金のみが収入源となります。
「いままで頑張ってきたのに」
そう、でもそれがあなたの会社のルール(就業規則)なら、仕方のないことです。
でも本当にそれでよいのでしょうか?
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日本企業に定年がある背景
日本は終身雇用や年功序列といった独特の歴史があります。
なので、犯罪を犯して解雇になるなど無い限り、基本的に社員はクビにはなりにくく、長くその会社のために勤め上げることが美徳、長く勤めるほど給料が上がり続ける、という風潮がありました。
悪い見方をすれば、成果やビジネス貢献度が少ない社員でも、問題を起こさず粛々と勤め続ければ、いつまでも在籍できるわけです。
そこで、年齢で雇用に終わりを告げる「定年」が設定されたのでしょう。
※ 全くの個人的見解です
肩身の狭い中高年
現在では成果主義への傾倒が進んではいるものの、多くの企業にはまだ「定年」が就業規則で定められていますが、日本もグローバル化が進み、若い世代ほど欧米人並みの成果創出能力またはその資質を備えていると言って良いでしょう。
一方で、日本企業の中だけで育ち、海外どころか自社の外すら経験したことがない中高年が活躍し続けられる領域は年々狭まり、若手が台頭するようになると、グローバル化についてこれない人ほど会社にとっては邪魔な存在になってしまいます。
そんな中高年が「定年」を迎え、一つの会社のための仕事しかしてこなかった旧人類はこれから何をしたらよいかも決められず、年金受給年齢に達したら年金を収入源として細々と暮らす生活を待つばかりなのかもしれません。
明るく豊かな未来は夢のまた夢?
定年を過ぎ、年金のみを収入源に頼る生活ははたして楽しいでしょうか。
生涯を通じて行える趣味や生きがいを持っている方は良いでしょう。
しかし、現役時代その会社に尽くす仕事のみをしてきた人は、定年後に何をして残りの人生を過ごすかを、今すぐ決めるべきです。
旅行が趣味の人、楽器の演奏が好きな人、絵画などの芸術を愛する人、人生を通じて続けたいと思う趣味趣向があるはずです。
いま一度、自分が本当は何がしたいのかを見つめなおし、そのための準備を今すぐに始めましょう。
ここで一つ、その準備とともに行わなければいけないことがあります。
それは、趣味を続けられる収入源・財源の確保です。
年金収入だけで豊かな生活は実現できるか
生涯を通じて続けたい趣味があったとして、それが支出を伴うのであれば、その分のお金を収入の中から確保しなければいけません。
年金収入の実態
ところで、一般的な会社員の年金収入がいくらかご存知ですか?
「モデル世帯」という言い方をしますが、夫が平均的収入で 40 年間就業し、妻がその期間すべて専業主婦であった世帯が年金を受け取り始める場合の給付水準、を例にすることが多いそうです。
その場合、2019年度における会社員の年金(国民年金+厚生年金)の月額は、おおよそ22万円強とのこと。
いまのご自身の年収を12か月で割った金額と比較して、だいぶ少ないと思いませんか?
年金だけに頼らず毎日家族と趣味に没頭できる生活を実現できる唯一の方法
十分な生活をするために必要な現金は?
一方で、十分な生活ができると多くの人が考える月収は、調査にもよりますがだいたい35万円前後なのだそうです。
そうすると、年金という収入源だけに頼ると、毎月13万円の赤字生活になる計算です。
退職金を含む預貯金を取り崩してこの差額を補てんしようと考えたとしましょう。
仮に夫婦が同い年で、年金受給開始が65歳、90歳まで生きたと仮定すると25年間の生活を支える必要があります。
単純計算ですが、毎月13万円の赤字を25年分補填するためには、65歳時点で3,900万円の預貯金が必要となる計算(!)です。
家の修繕や車の買い替え、孫の出産祝い、冠婚葬祭費、将来の物価上昇などであと1,000万円かかるとしたら、おおよそ5,000万円もの預貯金が必要。。。
趣味どころではありませんね。
生活を守るもうひとつの方法
ご自身の第二の人生を豊かなものにするには、年金以外の収入源を確保することです。
身体も頭も、使わなくなれば衰えます。今や60代といってもまだまだ働くことは出来る時代です(個人差はあり)。
リタイアするのはまだ早いです。ベテランの知見を武器に、社会貢献を続け、見合った報酬が得られることを考えてはいかがでしょうか。
個人・企業向けアドバイザー
60代にもなれば、膨大な経験値や知見があるはず。
いままでは職務として行ってきた中で得たものを、今後は社会貢献のためにアウトプットするという発想の転換はいかがでしょうか。
最近は「企業顧問」のニーズが高まっており、自社にない知見を外部から調達しようとする動きがあります。
これに乗じ、アドバイスを与える側としての仕事を見つけ、無理のない範囲(週1日、2日など)でアドバイザーとして仕事をするのです。
現在では企業顧問専門のエージェントが増えていますので、登録しておけば、ご自身の経験が活かせる案件があればオファーを受けることが出来ます。
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投資活動
退職金を含む現金資産を、投資などで運用することで運用益を得る方法です。
いま直ぐに使わない現金を、将来のために増やすのです。
王道の一つは不動産投資でしょう。物件が高価なので銀行からの融資が必要となる場合が多いと思いますが、賃貸物件であれば家賃収入で借入金の返済が可能です。
家賃収入>借入金返済額+諸経費 であれば、毎月現金収入も期待できます!
そして、売却時には売却益(売却金額ー購入時金額+借入金返済額の累計ー諸経費)も期待できます。
ただし下落の激しい物件や、店子さん(借り手)探しがうまくいかなければ、最終的に赤字になるリスクもあり、物件が高額なだけに勇気のいる方法でしょう。
株式投資やFXなどもありますが、将来の生活のための収入源といえるほどの収益を得るには、かなり熟練した技術や知識が必要です。
ネットで何かビジネスをする
初期投資が少なく、成功の可能性が無限に広がるネットビジネスは今も有力な収入源づくりの方法といえます。
近年ではユーチューバーなど新種?のネットビジネス職業も登場し、トップクラスの年収は実に億単位といいます。
もちろん、人気商売なので「売れ」なければ収入にはつながりません。
日々の努力、企画力、行動力、取材力など、そのすべてを発揮し続け、それでもいつブレイクするかはわかりませんが、成功の可能性は無限で小さな投資でだれでも始められますので、やってみる価値はあります。
くれぐれも、公序良俗を守ったやり方を心がけてくださいね。
まとめ
以上いくつか考察してみましたが、明るい未来の構築方法は色々あるものの、簡単なことではないことは確かなようです。
リスクや支出が少なく、努力に応じて成功の可能性があり、趣味に投じる時間を十分に作れる継続的な収入源があれば理想ですね。
ご自身が出来ることを棚卸するのも良いでしょう。
いったい自分には何が出来るのか?いつまでできるのか?
難しい問いですが、間違いないことは「今すぐ行動を始める」ことかもしれませんね。
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